携帯電話の機種変更に出かけた。
さんざっぱら待たせた挙句、警察でもあるまいに何やらどうでもいいような人定質問があって(こんな程度の調査ならどうにだってごまかしができる)から、会社契約のものだから、印鑑を捺印する必要があると言って書類を鼻先につきつけられた。
持ち帰って会社で車番を押したが、次にその窓口に行くのになんやかんやで都合がつかず10日ほど経過してしまった。
今回もずいぶん客数があるからどうしようかと思ったが、折角来たんだからと待つことにして係員の仕事ぶりを眺めていたが、なんともトロイ。
ようやく順番が来たかと思ったら、係員がカウンターから出てきて、用件は何かと客の間を聞いてまわっている。
店内に入ったときの指示で順番札をとっているんだから、その順番通りに処理すればよさそうなものである。
で、最先番の番号札をもっていたので窓口に呼ばれたのだが、またまた人定質問から始まった。
「この書類を渡されているということは、そんな手順を省いて差支えないのではないのか?」と尋ねたが、頑として譲らない。
挙句の果てに、受け取ったときの日付など記入されてもいないのに月が変ったから書類を書き直せという。
「この10日程の間に、書類のどこが変ったのか?」と聞くと、新しく提示した書類と前に預かったものを尤もらしく見比べていたたが、何の変りもなかった。
そもそもこの女性、客が混雑しているにも拘わらず、また空いているカウンターがいくつもあるにも拘わらず客を待たせていて、カーテンの陰から偉そうに出てきた人である。
無料での機種変更は、ユーザーの囲い込みを目的としての方針であろうが、目的の件数に達しなかったからか、締切期日を大幅に先延ばししたのではないのか。
いろいろクレームをつけると、口先だけで「申し訳ありません。」とはいうが、鉄面皮そのもの。少なくともサービス業として、客の満足を得ようとする姿勢は皆無であった。
「あんたとじゃ話をしたくないから、上司を出してよ。」と言ったら「私がそうです。」というから呆れた。
「わかった。他の店舗に行くからもう結構。」ということで帰ってきたが、こういうのは、会社のトップの姿勢がなっていないからなのではないかと疑ってしまう。
気分が悪いから、他の携帯に変えてしまおうかと考えている。